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自分でできる?知らないと絶対損するドア穴修理の3つの事実

住宅のドアに家具や物をぶつけたり、喧嘩などでついカッとなってしまったりしてドアに穴が開いてしまった時、滅多にあることではないだけに誰でも焦ってしまうと思います。

ドアの修理というのは住宅の修理の中でも難易度が高く、素人が手軽に修理できる場所ではありません。
今回はドア穴の修理を検討している方に「知らないと絶対損する!ドア穴修理の3つの事実」についてご紹介したいと思います。
 
 

事実1 ドア穴の修理は構造的に自分でできない!

まず最初の事実としては「ドア穴の修理は自分で行うことが難しい」ということです。
一口にドアといっても様々なタイプのドアがありますが、穴が開いてしまうドアは基本的には同じ構造で出来ています。

一枚の天然木で作られたものや、全面金属で作られたドアもありますがそのようなドアは凹むことがあっても、穴が開いてしまうことはかなり強い衝撃でもない限りありえません。

反対に穴が開いてしまうようなドアは木材や金属でフレームを作り、その両面に化粧板を貼り付ける構造となっており中空になっています。またドアの両面を覆う化粧板は基本的にはつなぎ目がないため、高い技術を持って修理を行わなければ綺麗に修理することができません。

もし、手先が器用で自分で修理が出来るという方でも、基本的に住宅で使用されているドアは同じ種類で統一されているため、他のドアと全く同じの素材を見つけること必要となります。

万が一、同じ素材が見つからなかった場合、修理を行ったドアだけ違う素材になってしまい統一感がなくなり完全に修理ができたとは言えない状態になってしまいます。

したがって、とりあえず穴を塞げば良いという場合はポスターや木目シールなどでふさいでも問題ありませんが、綺麗に修理をしたいと思っている場合は「ドアの修理は自分ではできない」と思っていただいて問題ありません。
 
 

事実2 ドアの修理に失敗すると余計に費用がかさむ

実際、修理費用を削るために自分で修理にチャレンジするという方も存在します。しかし、必ずと言っていいほど修理には失敗します。失敗の内容というのは以下のようなものがあります。

・そもそも一枚の板を綺麗に塞ぐことができない
・穴が塞がっても同じ色、同じ柄にすることができない

プロでも高い技術を必要とする薄い一枚板の修理ですので、そもそも穴を塞ぐ段階で失敗してしまう方が多いです。化粧板の表面は滑らかなシートが貼られていたり、きれいに塗装をされているため、違和感の無いように補修痕を消すのは簡単な作業ではありません。

また、手先が器用で穴を綺麗に塞ぐことができたとしても、他の部分と色や質感を合わせて塗装することは穴を塞ぐ作業以上に高い技術を必要とするため、完全に違和感の無いように仕上げることはできません。

つまり、素人が勢いでドア穴の修理を行うと、修理作業にかかる資材の購入費加え、結局プロ業者に依頼することになるため二重の出費が必要になるリスクがあります。
 
 

事実3 ドアの修理はリペア専門業者が安くつく?

ドア穴の修理が簡単な作業ではないということはお分かりいただけたと思います。しかし、専門業者に依頼する際にも知っておきたい事実があります。

ドアの修理を依頼するとなると大抵の場合「工務店」を選択肢として検討される方が多いのではないでしょうか。工務店は新築の施工などを手がけているため馴染みもあり、一見良い選択肢のように思います。

しかし、ドア穴の修理でおすすめしたい業者としては「リペア専門業者」です。
では両者の違いを見ていきましょう。

工務店
工務店はご存知の通り、新築やリフォームの専門業者です。新築の施工や大掛かりなリフォームなどに関する高い技術を保有しています。

しかし、専門分野がそもそも新築の施工など大掛かりな施工なためドア一枚の修理など細かな修理作業自体は実績がないことも少なくありません。

そのため、ドアの修理となると基本的にはドア全体の交換や、穴の開いた化粧板全体交換などの方法をとる場合がほとんどです。

ドア全体の交換や化粧板の交換でも、穴の開いたドアを修理することは可能です。しかし、建築から数年経っている住宅の場合、使用されているものと同じドアや化粧板が廃盤になっているということもよくあります。

その結果、修理を依頼したドアのみ違うデザインになってしまったり、交換を行った化粧板の面だけ違う素材や柄になってしまうということも珍しくありません。

リペア専門業者
リペア専門業者はあまり聞き馴染みのないという方も多いと思います。
リペア業者の行う作業は基本的には現状ある素材を生かして、痕が目立たないように修理するという方法をとります。

具体的には、補修用の素材で穴を塞ぎ、補修痕が残らないように塗装や調整を行ってくれます。
場合によっては交換や張り替えも行いますがその際も周りとの統一感を重視して違和感のない素材選びを行います。

つまり、工務店が新築住宅の専門家なのに対してリペア業者というのは住宅修理の専門家だという違いがあります。また、リペア専門業者は工務店とは違い、工事自体も小規模で行い、使用する資材も少ないため、時間もかからず、費用も安く修理を行ってくれるというメリットがあります。
 
 

潔くリペア業者を活用しよう!

ドア穴補修を行う際、セルフで修理を行うべきか、業者に依頼するべきか頭を悩ませる部分ではありますが、潔くリペア業者に依頼するのが費用の面でも、仕上がりの面でも最も効率の良い方法ではないでしょうか。

また、リペア業者はリペアを専門に行ってはいますが、実際のところ工務店と同等の建築資格を保有しているケースがほとんどで、様々な修理方法に対応しています。

そのため、1つの修理依頼でも工務店より幅広い修理方法の提案が期待できます。
もし、工務店にも、リペア業者にも見積もり依頼をかけるのであれば潔くリペア業者に複数の方法を相談する方が時間的にも効率の良い方法だと言えます。

ドア穴の修理で悩んでいる場合は潔くリペア業者に相談するのが最善の方法ではないでしょうか。
 
 

最後に

今回は知らないと絶対損するドア穴の修理の3つの事実ということで「ドア穴の修理は自分でできるのか」「自分で修理を行うリスク」「ドア修理を業者に依頼する注意点」の3つの事実をご紹介いたしました。

結論としてはリペア専門業者を利用することが最も早くそして適切な方法ということになるのではないでしょうか。
当社でも様々なドア穴の修理実績がございますので、まずはお気軽にご相談ください。

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